2016年12月22日木曜日

ロングステイ候補国地選び

ロングステイ候補国地選び


海外移住している私から見たロングステイとは、日本への帰国を前提とした二週間から



三か月程度の長期海外滞在型の現地の文化を楽しむ観光旅行の余暇延長であるので


生活に必要な設備が整っている「住い」を賃借し現地での労働収入を必要としない。 



ロングステイランキングを見るとひと昔前まではスイスやイギリスといったヨーロッパ諸国での


ロングステイが人気だったようですが、テロを心配する方が多いのか、アジアの都市が台頭する


ようになり、徐々にヨーロッパからアジアへシフトしてきますね。


アジア諸国でも欧米や日本と遜色ない生活を安価で送れることが魅力となっているようです。



1位 マレーシア

マレーシアは東南アジアの国々の一つで、地理的にはインドシナ半島のタイとシンガポール

に挟まれた南一帯を占めています。

近年、日本人のロングステイに大人気で、その理由には物価が安いことや英語圏で


英語が通じることなどが挙げられます。

マレーシアはなんと8年連続で1位をとっておりその人気はとどまるところを知りません。


ビザなし滞在最長期間  3ヶ月

滞在が一年と考えると意外と高いハードルがあります。

日本の一般・平均的な年金所得世帯ではロングステイ用の 10年定住ビザの取得は困難です。


マレーシアロングステイ用ビザ MM2H 50才以上の取得条件

1.RM35万(約1100万円)の資産証明
※配偶者と同時に申請する場合は配偶者名義の資産証明も加算できます。
※不動産は資産証明にはいっさい認められません。

2.月額RM1万(手取りで約32万円)の収入証明
※収入には年金、給与、役員報酬、定期的に支払われる投資利子、家賃収入などが含まれます。
※年金は基礎年金の他に厚生年金と政府が承認した企業年金が含まれます

3.RM15万(約500万円)をマレーシア国内の銀行に定期預金すること
※定期預金は資産証明RM35万のうちから流用することができます。
※2年目以降は医療費、家の購入、同行した子供の教育費、新車購入の目的に限り、RM5万を 引き出す事が可能です。※マレーシア観光局への申請が必要。

マレーシアに預金したお金は、困った事に簡単に下ろせない
つまり、生活費には使えないということです。使いみちは限られており、尚かつ観光局への申請・認可が必要になります。


90日以内なら、こんなハードルの高いMM2Hは不要ですので

これを考えられたらいかがでしょうか


2位 タイ

タイもマレーシアと同じくインドシナ半島に位置し、その中央に位置するため東南アジア全土に

血を送り込むような心臓のポンプの役割をしています。

物価も非常に安く、人々も温厚で優しいため、タイに選択する人が多いようです。


ただし、クーデターが頻発しているため、油断は禁物です。


タイへの移住を考える際はタイの政治経済について詳しく学んでいったほうが良さそうです。


ロングステイ地として、日本人駐在員が多く住むバンコク、ロングステイが多いチェンマイ



ビザなし滞在最長期間  30日間

物価の安さでバンコクを移住や定年後のロングステイ地として選ぶならどうかな

チェンマイにいれば、同じ環境におかれている、日本人中年男性同士の仲間意識で、

安いゴルフとマージャン に明け暮れる生活ができ、しばらくの間かも知れませんが、

夫婦の場合は、奥さんが気に入るかどうかですね。


3位 ハワイ

ハワイはお馴染み日本人に大人気の太平洋上に浮かぶ島々です。

綺麗なビーチリゾートはもちろん、海にも山にも豊富にアクティビティがあり、


人々を飽きさせません。

年末に芸能人がこぞってハワイに行くのにはそれだけ魅力があるということです。


また、日系人も多く日本語も通じやすいため、気軽にできるロングステイ先として人気です。


ビザなし滞在最長期間  90日

物価も高いし病気になっても病院に行けないほど高価である。


4位 オーストラリア

ランキング常連のオーストラリアはその温暖な気候や、海岸沿いの美しい都市景観、

治安が比較的良いこと、大自然に囲まれていることが人気な理由です。

近年はパースやゴールドコーストといった都市が大人気です。


これらの街は物価も安く街も綺麗に整備されています。


オーストラリアはこれからも日本人の心を掴み続けていくでしょう。


ビザなし滞在最長期間   入国時に必須


5位 ニュージーランド

オーストラリアと同じく、大自然の中で暮らせることや治安がいいことが一番大きな理由でしょう。

特に治安は日本より良く、世界一とまで言われるほどです。


街並みはイギリス以外で最もイギリスに近い街とされ、ヨーロッパのような美しい街並みが


色濃く残っており、おしゃれなカフェやバーが連なっています。


ビザなし滞在最長期間  90日


6位 フィリピン

フィリピンの人気の一番の理由はなんといってもその物価の安さにあります。

同じ東南アジアのタイやマレーシアよりもや安いです。


また首都マニラだけでなくリゾート地であるセブ島も存在しており、


日本人向けの語学学校などが集中しています。

ビザなし滞在最長期間  30日間


7位 シンガポール

シンガポールは他の東南アジアの国とは一線を画します。

治安と衛生環境に関しては、日本と同様あるいは日本より良い場合もあります。


水道水を飲むことも可能です。


その代わり生活費は非常に高くつきます。


しかし、シンガポール植物園など無料で楽しめる施設も存在し、


国際バスや国際列車を使えば、マレーシアにも簡単に遊びにいくことができます。


ビザなし滞在 空路での入国の際は30日間、陸路での入国の際は14日間以下


8位 アメリカ

アメリカも日本人の海外ロングステイ先として相変わらず人気です。

アメリカでは広すぎるので、サンフランシスコやロサンゼルスのような西海岸か


ニューヨークやワシントンのような東海岸か悩むことだろうと思います。

アメリカの永住権(グリーンカード)を取得しようとする人は年々増え、


ただの観光地としてではなく、アメリカの文化に溶け込もうとする

日本人が増えてきたと言って良いでしょう。


ビザなし滞在最長期間  90日


9位 カナダ

移住先として人気が高い国に共通している事の一つは、年間を通して温暖な気候であることです。

しかし、高い人気を誇り、毎年多くの外国人が移住を希望している


カナダは、涼しく夏を過ごせる一方で、厳しい寒さを迎える冬が到来します。

このような点を差し引いても、カナダには、ロッキー山脈やナイアガラの滝など


世界的にも有名な迫力溢れる自然を満喫できるという大きな魅力があり、

さらに、広大な景色の中で、ウィンタースポーツを楽しめます。

また、バンクーバーやトロントなどの都市部では、日本食レストランが非常に多く、

食生活の心配はありません。


ビザなし滞在最長期間  6ヶ月


0位 インドネシア

世界最大のイスラム教人口を抱えるインドネシアですが、滞在先として特に人気があるのは

ヒンドゥー教徒が多く住むバリ島のようです。

バリ島は独自の文化を育んでいます。


日系企業や日本人学校も多くあり、日本人同士のコミュニケーション環境が整っていて、


有益な情報交換ができます。

治安もインドネシアの中では比較的良く、非常に過ごしやすい国と言えるでしょう。



ビザなし滞在最長期間   入国時に必須



*各国のビザに関しては重要なので自分で必ず各大使館ホームページで確認をする事。






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